
左が
『未来からの警告』(マリオ・エンジオ著:山川栄一訳)2007年4月10日初版発行
右が
『続・未来からの警告』(ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース サンドラ・マイア共著:山川栄一訳)2008年4月15日発行
精神世界に興味ある読者の方々にはお馴染みのブラジルの予言者ジュセリーノ関連の翻訳本です。
近年は数も減りましたが、当社も年間数冊の翻訳本を出版しておりまして、この原本が当社に持ち込まれたのは2006年頃だったと記憶しています。
手前味噌ですが、当社も1969年設立以来40年以上に渡りニューエイジ系作品を出版してきましたので、かの有名なノストラダムス予言に関しても原本を忠実に訳した『ノストラダムス大予言原典』も出版させていただきました。
予言本の類は多く存在しますが、それを一から作品化するのは大いに骨の折れる作業で、この未来からの警告シリーズ2作品はブラジルで既に出版されていたという事もあり翻訳出版に踏み切ったわけです。
出版当初は疑心暗鬼で、企画部としてもさして期待もしていなかったのですが、その後テレビが取り上げた事で一作目の『未来からの警告』(2007年出版)に火がついてしまいました。
当初からブラジルで出版されていた2作品を翻訳して出そうと予定しておりましたので、社内的には淡々と編集作業を進めていたのですが、火がつき始めていたジュセリーノ予言に他社も乗り出しテレビ放送も繰り返され一時のブームになってしまったという流れです。
ジュセリーノブームの中で彼が講演会の為に初来日した際、私も出向き英語で会話(ブラジルで英語教師もしていた)しましたが、その時はとても紳士的で兎に角背が大きいという印象でした。
結局、当社の二作目『続・未来からの警告』の編集作業が大詰めを迎える頃からジュセリーノとの連絡も疎遠になり現在に至ります。
今やジュセリーノがどこで何をしているのか知る由もありませんが、その予言の真偽は兎も角として、彼が強力に地球環境の危機を訴えていたのが気になります。
posted by たま出版 at 13:36
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予言・占い/西洋
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